緊急地震速報の実用化を大きく後押しした出来事は、阪神・淡路大震災(1995年)でした。6,434名という多くの犠牲者が教えてくれた教訓は、大きな地震では動けないということ、そして、万全な事前対策などないということです。
緊急地震速報とは、地震の揺れの予報・警報です。可能な限り素早く知らせることで被害を軽減させることができます。
予告なしの被害を100としての被害軽減予測の研究データ(東京大学生産技術研究所目黒リポート)
全国の地震観測点
(約4000箇所)
ホームサイスモは、他の機器とは違い、緊急地震速報の受信だけではなく本体に地震計を内蔵しています。緊急地震速報が間に合わないような震源の近い地震(直下地震)に対しても内蔵の地震計が地震をお知らせします。※
緊急地震速報と内蔵地震計の2ルートのうち早い方で地震をお知らせします。
※直下型で震度が浅い地震では間に合わない場合もあります。
構造物などの対策により被害を軽減させるハード対策。 ハザードマップの作成や避難体制の整備を行い、避難訓練など教育によって被害を軽減するソフト対策のサポートをおこなっています。
YURETA(ユレタ)は、地域減災力向上のためNPO法人 減災教育普及協会と共同開発された、地震のゆれを体験するマットです。本当の安全をいつでも、どこでも、だれとでも、学ぶことができます。
「今、地震が来たら、どうなるのだろう?」
考えるだけでは分からないことも、実際にゆれ体験することで、「今いる場所で何が危ないのか?」「どうすれば安全なのか?」を理解できます。ゆれへの対応だけでなく、事前対策の大切さにも気づくことがYURETAの目的です。